最終日、
ロンドン市内の住宅街ハムステッドにある
2 Willow Rordに行きました。

エルノ・ゴールドフィンガー設計の自邸です。
ピロティや水平連続窓は
コルビジェを思わせるような外観。
コンクリート打放しの外観は当時としては景観に合わない、と周囲からの猛反対により赤レンガになったそうです。
コルビジェとの交流もあり、
彼もここに泊まりに来たこともあるとガイドさんがおっしゃっていました。
この2階の窓からは
向かいにあるハムステッドヒース(公園)の緑が視界に広がっていてとても贅沢な景観。
一緒にガイドに参加していた方々が皆、声を揃えて感動していたのが印象に残っています。
合板をつかった家具や軽やかなデザインがではじめたのもこの頃のようで、
可動式の間仕切りやこどものための家具、アイデアとディテールがたくさん詰まっていました。
写真が撮れなかったのが残念・・・

帰りの飛行機の時間が迫っていて
ゆっくり散策できずでしたが
もう一度ゆっくり行ってみたいなと思うような素敵な住宅街と建築でした。
