以前から一度は伺いたいと思っていた
UNOHさんの工房へ行ってきました。


UNOHさんは京都の京北で
シェーカースタイルの家具をつくり続けている家具工房です。


シェーカー家具は18世紀末に
アメリカのシェーカー教徒の人たちが
自分達の生活のためにつくりだした家具。
無駄を削ぎ落とし、
機能的、合理的につくられた家具なのだけど、
そのひとことふたことでは言い表せないほど
主張しないスマートな美しさがあります。。


UNOHさんはシェーカー家具を
その背景まるごと
できるだけ忠実に継承させようと日々活動されています。



わたしはその家具が生み出され、
かたちになった背景を知ることにとても興味があって。
今回は足を運ぶことで
シェーカー教徒の暮らし思想のことから
デザインのディテールまで
その話を直接伺うことができました。

アメリカには、かつてシェーカー教徒が
暮らしていた場所にシェーカービレッジがあるのですが
いつか訪れてみたい…と強く思いました。




4年前に行ったNYのメトロポリタン美術館にて。
広大な美術館の中に一室にだけ、こじんまりと
シェーカーの暮らしを再現した展示があります。
その簡素な空間に感動したのをよく覚えています。